尿酸値を下げるには
風が吹くだけで患部が痛むという、痛風。
この痛風の原因となるのが、尿酸です。
尿酸は血液中にある物質で、体の不必要になった細胞が分解されたり、
食品に含まれていたりするプリン体が分解されて出来上がります。
健康診断で「尿酸値」と表示されている項目がこれです。
尿酸値の数値が高いほど、痛風や結石などの病気にかかりやすい原因
になります。
では、高い尿酸値を下げるにはどうしたら良いのでしょうか?
アルコールを飲まれる方は、アルコールは控えましょう。
特にビールは、プリン体が多いアルコールです。多く摂取しないように
しましょう。
プリン体の多い食品、干物や内臓系などを多量摂取しないようにしましょう。
肥満気味な方は、減量を心がけてください。軽いウォーキングなどの運動を
こころがけてください。過度な運動は体内の水分が減り、逆効果ですので
控えましょう。そして、水分を充分に取るようにしてください。
しかし尿酸値を下げるために、アレしてコレして・・・と自分に過度な
ストレスを与えないようにしてください。ストレスも尿酸値を高くしてしまう
原因の一つにあげられます。
無理をして尿酸値を下げるよう頑張っても、結果が伴わなくては
意味がありません。
尿酸値が高い原因が一つではないのと同じに、尿酸値を下げるには
一つのことではなく、全体的に改善していかなければなりません。
最近では、尿酸値を下げるサプリメントなどもありますので、
併せて服用するのも手だと思います。
ご自分のためにも、ご家族のためにも、体を気遣って生活することを
心がけてください。