尿酸値が高い原因
尿酸値という言葉をご存知でしょうか?
健康診断で血液検査をすると、記載されている数値なのですが
この尿酸値が高いことが原因で、痛風や尿酸結石などの病気になってしまうのです。
尿酸は食品に含まれるプリン体という物質が肝臓で分解され尿酸になり、
尿から排出されるのですが、排出し切れなかった分が血液中に残ります。
尿酸値が高い原因は何かと言うと・・・
ビールなどのプリン体を多く含んだ食品を多量摂取していることが原因
病気などで肝臓・腎臓の働きが鈍り尿酸が排出されないことが原因
もともとの体質で、尿酸が作られやすい・排出されにくいことが原因
持病などの常用薬が原因
ストレスや肥満・高血圧などが原因
このようなさまざまな原因が考えられます。
いずれにせよ、尿酸値が正常値を超えているような高い数値の場合は
病院できちんとした診察を受けることが大切です。
尿酸値が高いときには以下のようなことを心がけて下さい。
ビールなどのプリン体を多く含んだ食品を多量摂取しない。
水分を充分に取り、排尿を促すようにしましょう。1日2Lが基本。
アルコール類やジュースなどではなく、水やお茶などを飲むようにする。
お茶や紅茶などは、利尿作用があるのでお茶などをメインにすると良い。
肥満気味の方は減量を心がけてください。
もちろん病気や常用薬が原因の場合は、医師の指示に従って治療を行ってください。
痛風や尿酸結石を発病する前でしたら、投薬や生活改善で尿酸値を下げる
ことができます。
「まだ平気だろう。」
そんな気持ちで放置せずに、進んで治療しましょう。
痛いですよ・・・痛風・・・。